今回は、コロナ禍で世界的には盛り上がりに欠けた世界最古のトロフィーを争うアメリカズカップでした。しかし、4度目の優勝を果たしたチームNZ(Emirates Team New Zealand)には、500万人の国民が熱いエールを送りました。いまや“アメリカズカップ”ではなく“ニュージーランドカップ”だ!とメディアも大騒ぎ。

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ⒸACE/Studio Borlenghi

NZ対イタリアが6勝対3勝で迎えた7日目のレースは、2レースが予定されていましたが、第1レースで勝負は決まってしまいました。スタートからわずかなリードを続けるNZは、最後までそのリードをイタリア(Luna Rossa Pirelli Prada)に明け渡さず、昨日と変わらず微風のなか、40ノットほどのスピードをキープ、見事に優勝を飾りました。

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挑戦艇決定戦シリーズであるプラダカップで敗退したイギリスとアメリカ、そして本戦で敗れたイタリア、それぞれのチームがまた挑戦状をNZに叩きつけてくることでしょう。4年後の本戦まで、新たな熱い闘いが始まります。できれば、170年もの間、カップを本国から持ち出され続けているイギリスに勝利の女神が微笑んでほしい気もします。しかし、現在の王者はニュージーランド。次回の大会が始まる頃には、コロナ禍も落ち着き、世界中からヨットファンが大挙してオークランドに押し寄せることでしょう。そして、いつものアメリカズカップのように、シャンパン片手に優雅な洋上の闘いに声援を送る風景が見られるはずです。

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 [第36回アメリカズカップ7日目 ついにNZが4度目の優勝!]