アストンマーティンが、ブランド初のヘリコプター「ACH130アストンマーティンエディション」を発表しました。

 アストンマーティンは、エアバスコーポレートヘリコプターズと提携、完璧なデザインと熟練の職人技で、その比類のなき美学をヘリコプターという未知の領域で開花させました。

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Courtesy of Aston Martin

 DB11に触発されたカスタムヘリコプターは、自動車とヘリコプターの設計に関するノウハウを統合させた新製品として共同開発されました。この1年間、両ブランドのデザイナーは、主にスタイリングの面で協力してきました。

 エアバスコーポレートヘリコプターの技術的な品質、サービスなどの卓越性と、アストンマーティンのアート感覚、クラフトマンシップとのコラボレーションから生まれる最初の作品が、ACH130アストンマーティンエディションです。

 エアバスコーポレートヘリコプターは、世界130か国に1800機以上が導入されており、市場シェアは50%を超えているマーケットリーダーです。

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Courtesy of Aston Martin

 ACH130アストンマーティンエディションは、エアバスの『ACH130』をベースに開発されたスペシャルエディションです。

アストンマーティンが手がけた4種類の内外装デザインを採用、アストンマーティンによると、高性能のオーダーメイドの高級車を所有し、運転する楽しさを重視する顧客を喜ばせるヘリコプターを目指したといいます。

 エクステリアは、アストンマーティンらしいスターリンググリーンをテーマにグラデーション塗装を採用。ヘリコプター下部にはジェットブラック、カウフォールの周囲にはスカイフォールシルバーが使用されています。

 インテリアは、より高いレベルの快適さを常に追求するアストンマーティンの真骨頂です。すべての座席は、アストンマーティンの象徴的な翼のロゴが付いたしなやかな革で豪華に装飾されています。キャビンの残りの部分は、ウルトラスエードでトリミングされています。またDB11と同様のブローグのディテールが、シート中央に採用されています。すべてアストンマーティン車と同じ素材が使用されています。

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Courtesy of Aston Martin

 シートは、前3席、後ろ4席の7名乗り。ACH130アストンマーティンエディションのインテリアは、アストンマーティン車と同じ素材を使用することにより、アストンマーティンのスポーツカーのインテリアと調和するという。

 ACH130アストンマーティンエディションには、インストルメントパネルにアストンマーティンとエアバスのパートナーシップロゴ、エディションナンバー、顧客の名前を記したプレートがあしらわれます。

 ACH130アストンマーティンエディションは、2020年第1四半期(1~3月)から、顧客への納入が開始される予定です。

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Courtesy of Aston Martin

アストンマーティンの副社長兼最高クリエイティブ責任者マレク・ライヒマン

「航空宇宙の世界で独自の自動車設計の原則を適用することは魅力的な挑戦であり、非常に楽しんでいます」

エアバスのコーポレートヘリコプター部門責任者フレデリック・レモス

「ACH130アストンマーティンエディションは、航空機を自ら操縦することで満足を得る実践的なオーナーにとって最適であり、強力なブランドロイヤルティを生み出すことでしょう」

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Courtesy of Aston Martin

アストンマーティン公式サイト

https://www.astonmartin.com/en-us/our-world/partnerships/airbus

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