超音速旅客機コンコルドが現実の世界を飛んでいたのは、1969年から2003年のこと。超音速の旅客機が世間から消えて20年近く、新たなスタートアップ企業が超・超音速機プロジェクトに挑んでいます。なんと世界中どこでも4時間以内、しかも100ドルで乗客を送り届けるというのです。

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Courtesy of Boom Supersonic

ブーム・スーパーソニック社の創業者、ブレーク・スコール氏は「失敗するか、世界を変えるかのどちらかです」と意気軒高です。確かに大型旅客機時代になっても、世界を移動する時間はさして変わっていません。

「時間の壁が私たちを引き離しているのです。音の壁よりも時間の壁を破ることが非常に重要であると信じています」

「オーバチュア(Overture)」と名付けられたこの飛行機は、ニューヨークとロンドン間を3時間15分で結び、価格は2億ドル。オーバーチュアの乗客は65〜88人、航空機のマッハ2.2(現在の商用ジェットの2倍以上)というスピードで飛び、主に大洋横断ルートを中心に500以上のルートを設定する予定です。すでに3分の1スケールのXB-1は、2020年10月7日にお披露目されています。

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Courtesy of Boom Supersonic

さらに彼の目的は、航空会社がビジネスクラスと同等の価格で運賃を設定できるようにすることです。

「超音速の旅を偉大な経験にしたい、でも、それは限られた人だけではなく。特別だけど、ラグジュアリーに限ったことにはしたくないね」(スコール氏)

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Courtesy of Boom Supersonic

これは、90年代までに往復で約12,000ドル、または今日の金額で20,000ドルを請求していたコンコルドとはまったく異なります。スコール氏の考える世界4時間、100ドルの夢は、ブーム社の長期的な目標であり、2、3世代先の航空機が実現してくれることでしょう。

スコール氏は、現在、オーバーチュア航空機の予約注文が60億ドルあると述べています。同機は、2026年に本格飛行をスタートする予定です。

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Courtesy of Boom Supersonic


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 [マッハ2.2 超音速旅客機が出現 世界中どこでも4時間以内]