南フランスのプロヴァンス地方、風光明媚なフレンチリビエラ。ここは貴族的なバカンスの過ごし方を好む人たちには最適の場所です。モナコでの派手なふるまいに背を向けて、完璧なプライバシーに守られて、静かな岬の上にひっそりと建つこのシャトー風の邸宅を訪れれば、洗練された大人のバカンスを満喫できることでしょう。

ニースから約25分、モナコからはわずか10分の至便な場所に、豪華な隠れ家ホテル、キャップ・エステルがあります。1世紀以上の歴史を持つこの品格ある建物は、地中海のサファイア色の海を一望できる個人所有の5エーカーの岬の土地に建てられています。
コートダジュールの優雅さを象徴するこのホテルは、世界中のセレブリティをもてなしてきました。その歴史は1900年、オスカー・ワイルドの親友だったフランク・ハリスによって始まります。その後、複数の貴族のオーナーシップを経て、今のオーナーに渡ったのが2000年のこと。現オーナーは南アフリカの実業家です。そして3年の改修工事を経て、2004年5月27日に開業しました.


“エステル岬”という意味のキャップ・エステル(Cap Estel)は、リビエラ的隠れ家ホテルの真打ちと言われています。岬の突端に位置し、急峻な岩場と森に守られた、完全なプライバシーを保てる、まさに隠れ家の佇まいです。
ここはあのビートルズもお気に入りで、ポール・マッカートニーはプールのそばでよくアコースティックギターを弾いていたそうです。かの名曲「Michelle」はCap Estelで生れたとのこと。




青と白を基調とした明るい客室は全部で28室。専用テラスやバルコニー、キッチンまで揃ったスイートやイタリアンヴィラも用意され、最大500㎡という広大なプライベートサロンでゆったりとした時間を過ごすこともできます。室内は最新式のバスルームから壁に飾られたコンテンポラリーアート、アンティークの調度類まで、どこを見ても実に贅沢な造りで、もちろん眼前には地中海の絶景が広がっています。




隠れ家での時間に秀逸な食事は欠かせません。メインダイニングは「 La Table de Patrick Raingeard」。トップミシュランシェフのパトリック・ランジェが腕をふるう、グルマン好みの料理の数々が供されます。”21世紀のフレンチ”と評されるパトリックの料理と合わせるワイン群はロマネ・コンティ、ペトリュス、シュヴァル・ブランなどなど、ヴィンテージワインもご要望のままに。プールサイドの「Le Ficus」は夏の間オープンしており、バーベキューやサラダをいただけます。冬は暖炉の近くにある「Le Bar」を利用できます。他に館内とプールサイドにバーがあります。





スパとサウナも充実しています。Sothyのウェルネストリートメントが待っています。リビエラの太陽の下でリラックスした時間をどうぞ。またプールはインドアと屋外にあり、屋外のプールは海水を利用したインフィニティプールとなっています。さらにアクティブなゲストにはパーソナルトレーナーが指導してくれるフィットネスセンターや、ビリヤードラウンジ、テニスコートも用意されています。インドア派は専用映画サロンをどうぞ。



この贅沢な空間を満喫できるのは、最大わずか50人という限られたゲストだけ。まさに現実離れした至福の時間を独り占めできる“貴族の城”です。


Cap Estel
1312 Avenue, Raymond, Poincare, 06360, Eze, France.
電話:+00 33 493 76 29 29
問合せ:contact@capestel.com
capestel.com
参考:5月のDeluxe with Sea View 1泊料金約¥110,000(朝食、税込)
同上 Executive Suite 2 Bedrooms 310 1泊料金約¥737,000(朝食、税込)