
韓国が有するカジノ施設はソウル、釜山、済州島など併せて18箇所。そのうち韓国人が入場できるのは2箇所で、そのほかは外国人専用となる。
また、統合型リゾートとなっているのは仁川(インチョン)国際空港にある「パラダイスシティ」(外国人専用)のみ。
パラダイスシティ
仁川国際空港から徒歩15分の場所に2017年4月にホテル、レストラン、カジノがオープン。総面積33万㎡。同施設の開発は日本企業のセガサミーと韓国企業パラダイス社の合弁会社であるパラダイスセガサミーによるもの。2019年春あたりにショッピングモールやシアターなどがオープン予定。

パラダイスシティホテルのロイヤルスイート。180㎡の空間に2つの独立したベッドルーム、リビング、会議スペースなどを備える。ホテルは韓国政府が認定する5スターホテルの条件を満たしている。

イタリアンレストランの「ラ・スカラ」。店内の一角に石窯があり、グリル料理などはそこで焼き上げられる。

シンガポール発の人気広東料理店「インペリアルトレジャー」も出店。ミシュランガイド上海2017で2ツ星を獲得。

340席のエンタテインメントバー「ルービック」。

韓国最大規模のコンベンションホールである「グランドボールルーム(大宴会場)」。

パラダイスカジノの総面積は1万5千529㎡と韓国内最大規模。日本人スタッフも多数在籍する。

天井が高く、窓からは自然光が入る清潔感のある仕様。ゲーム台も余裕のある間隔で設置されている。

外国人専用カジノのため、満19歳未満の未成年者と韓国人の入場は不可。入場の際にパスポートを持参する必要がある。

VIP専用のゲームスペースを付帯する。
