
かつてはマフィア、ギャングが幅を効かせる古いカジノ都市であった。
1999年12月にポルトガル領から中国領の特別行政区となる。
2002年、カジノ経営権の国際入札を実施。米国や香港などから巨額の資本が流れ込み、ラスベガス型の美しく安全な大型IRへ変貌。
2007年よりカジノ売上世界一。2019年現在の売上は2位・ラスベガスの4倍規模である。
シティ・オブ・ドリームズ
2009年6月開業したコタイ地区にある巨大IR施設。2つのカジノと3つのホテルを持つ。

建築界の女帝と言われた故・ザハ・ハティド女史が全体設計を担当した新たなラグジュアリーホテル「モーフィアス」。2018年6月15日開業。

食とエンターテイメントに注力した豪華カジノホテル「アルティラ・マカオ」。最上階の38階にあるロビーからは美しいマカオの景色が見渡せる。

敷地内の常設施設で開催される水上ショー「ザ・ハウス・オブ・ダンシングウォーター」。世界的なショー・プロデューサーであるフランコ・ドラゴーニュが制作・監督した。

高級広東料理のレストラン「ジェードドラゴン」。ミシュラン2つ星およびフォーブス5つ星を獲得。

ミシュラン2つ星獲得のフレンチレストラン「ザ・テイスティング・ルーム」。

ザ・パリジャン・マカオ
総工費2800億円を掛け、2016年にコタイ地区にオープン。施設内には約1/2サイズのエッフェル塔など、パリの街並みを連想させるランドマークが点在する。

ホテルのバスタブ付きデラックスルーム。

併設の中華料理レストラン「ロータス パレス」。

「ロータス パレス」の美しいデザート、ココナッツミルクプリン ブラックトリュフ添え。

エッフェル塔内にあるフレンチレストラン「ラ・シーヌ」。

ギャラクシー マカオ
2011年5月にコタイ地区にオープン。敷地面積10万㎡は統合型リゾートの中でも世界最大規模。敷地内にある6ホテルで約4000室を保有する。

2015年に参入した「JWマリオットホテル マカオ」。JWマリオットの中でもアジア最大級。

日本的な高級サービスを提供する「ホテルオークラマカオ」は2011年より参入。

ホテルオークラの高級日本料理レストラン「和食堂 山里」も出店。

中央にあるのが敷地内ホテルの共用プール「グランドリゾートデッキ」。

「グランドリゾートデッキ」の流れるプールは全長525m。

「グランドリゾートデッキ」には人口の砂浜と波のある大型プールも設けられている。

MGMグランドマカオ
2007年オープン。MGMミラージュとバンジー・ホー氏(マカオのカジノ王スタンレー・ホー氏の娘)が50%ずつ共同出資して建設された。総投資額は1330億円にも及ぶ。

ゴールド・シルバー・ブロンズ3色の宝石箱をイメージした建物がホテル部分となる。

MGMのホテルのトレードマークであるライオン像。

ウインパレス
客室数1706室数を誇る大型の統合型リゾート。ウィンが手掛けるマカオのIRでは、2006年に開業したウィン マカオに続く2施設目。

花の彫刻が施されたメリーゴーラウンド。ウェンパレスの館内は「花」をテーマに構成されている。

269㎡の広さを誇るファウンテン・サロンスイート。サラウンドサウンドオーディオが備え付けられたプライベートスパルームを持つ。

広さ362㎡のリビングルーム、ウェットバー付きのダイニングエリア、グランドピアノを備えるペントハウス。

グランドリスボア マカオ
マカオの中心部にある53階建てのランドマークタワー「グランドリスボア」。高さは261メートル。下部のドーム部分がカジノでタワー部分がホテルとなっている。

夜は建物全体が華麗にライトアップされる。

「グランドリスボア」の隣に建つのは1970年オープンのクラシカルなホテル「ホテル リスボア」。同ホテルは沢木耕太郎の紀行小説『深夜特急』の舞台としても知られる。
