
観光振興による外貨獲得を目指し、2005年にカジノを合法化。2010年に2つの統合型リゾート「リゾート・ワールド・セントーサ」と「マリーナベイ・サンズ」がオープンした。この成功により、2010年時点で2300億ドルだったシンガポールの名目GDPは、2016年で3兆円前後まで成長。
ちなみに統合型リゾート(=Integrated Resort)という造語を作ったのも、このシンガポールである。
マリーナベイ・サンズ
ラスベガス・サンズの運営のもと、2010年7月開業(全面開業は11年2月)。マリーナ・ベイに面している。カジノはテーブル500台、スロット2500台と単独では世界最大。

ホテルの総客室数は2500室を超える。

最上層に位置するプレジデンシャル スイート。広さ 509 ㎡。

ホテルの57階、地上200mに位置する「サンズ スカイパーク」の「インフィニティ プール」。全長150mを誇り、屋上プールとして世界最大。

「サンズ スカイパーク」からはシンガポールのスカイラインが360度見渡せる。

シンガポール最大級の規模を誇る高級ショッピングモール「ザ・ショップス アット マリーナベイ・サンズ」。

最新のテクノロジーを使用した「グランドシアター」。客席数2155席。ブロードウェイミュージカル、地元や海外のコンサートアーティストのショーなどを上演。

コンベンションセンター5階にある「サンズ グランドボールルーム」。コンベンションや祝賀歓迎会、コンサートなどに使用されている。7,672㎡のスペースを、16室に分けて複数の会議を同時開催できる。

マルチコンセプトの日本料理レストラン「ヤマモト・タクミ」。寿司、炉端焼き、ラーメン、鉄板焼きのメニューを用意。席数128席。

リゾート・ワールド・セントーサ
シンガポールのリゾート地、セントーサ島にある複合リゾート。ホテルの客室数は1830室。敷地内にユニバーサル・スタジオ・シンガポール、マリーナ・ライフ・パークというファミリー向けレジャー施設を持つ。

マリーナ・ライフ・パーク内の水族館「シー・アクアリウム」にある高さ8.3m、幅36.0mという世界最大級の水槽「オープンオーシャン」。外洋の海中が再現されている。

シー・アクアリウム内の「オーシャン・レストラン・バイ・キャット・コーラ」。レストランの壁一面も水槽という仕様。

マリーナ・ライフ・パーク内にある巨大プール施設「アドバンチャー・コーブ・ウォーターパーク」。
12個の世界最大級ウォータースライダーを備える。
