タイのプーケットといえば有名なビーチリゾートですが、キーマラ(Keemala Phuket)は、ビーチから少し離れた熱帯雨林の中にあって、ユニークなヴィラ群がフォトジェニックなラグジュアリーリゾートです。2015年にオープンしました。

プーケットのカマラビーチ(ホテルの無料送迎でわずか4分)近くの高台に位置しており、緑溢れる敷地内に建つ客室は全38棟。クレイプールコテージ(Clay Pool Cottage)、テントプールヴィラ(Tent Pool Villa)、ツリープールハウス(Tree Pool House)、バーズネストプールヴィラ(Bird’s Nest Pool Villa)という4つの独創的なコンセプトの客室が用意されています。各ヴィラは天然素材をふんだんに使用し、全室にプライベートプールを完備。室内の大きさはいずれも100㎡以上とゆとりのある居住空間も特徴です。

かつて島に住んでいたかもしれない4つの架空の先住民族の複雑な物語を織り込み、これらの人々の建設技術と精神的な哲学を模して4つのヴィラタイプを創り上げました。地球との強いつながりを持つと言われるパタピア族のクレイプールコテージが16棟、トレーダーや商人によって考案された半永久的な家であるコン・ジョーン族のテントプールヴィラが7棟、気まぐれな芸術家であり、木に吊るされた二階建ての家に住んでいたワハ族のツリープールハウスが7棟、そして、裕福なルングノック一族のバードネストプールヴィラは、海を眺められる高台に8棟、それぞれ非常にユニークなデザインのヴィラになっています。



ここではリゾートの環境と地形を維持するためにあらゆる努力が払われました。森林破壊を防ぎ、メンテナンスを最小限に抑えるために、環境に優しい合成建築材料が使用されました。エアコンディションにも風の流れや太陽熱などの要素を勘案して、細心の注意がはらわれています。
食のスポットは3つ。「Cha – La」はプールサイドでインターナショナルな料理を楽しめるオールデーダイニング。「Mala Restaurant」もオールデーダイニングで、インターナショナルな料理にタイ料理も加わります。レストランの隣りにある「Mala Bar」ではカクテルやリフレッシュメントをどうぞ。最後のゲストがいなくなるまでオープンしています。
キーマラの究極のコンセプトは、リゾート内の豊かな自然の中で、日常生活を忘れ、心身の浄化をすること。リゾート内には、フィットネスやスイミングプールのほか、深い緑に囲まれた瞑想やヨガのためのスペースがあります。
「マラスパ」には、個性的なデザインのトリートメント用ヴィラが用意されています。リゾートを囲む熱帯雨林と一体化した鳥小屋のようなヴィラの内部には、トリートメントルームのほか、半オープンエアのバスタブ、屋外のシャワールーム、ドライサウナ、スチームサウナが完備されています。このリゾートのコンセプトに合わせて、スパ施設は非常に充実しています。専門家のカウンセリング、運動、食事、スパを目的別に組み合わせた「リトリート」と呼ばれるウェルネスプログラムも用意されています。
にぎやかなパトンビーチ中心部から車で約20分という場所にありながら、まるで別世界に紛れ込んだかのような異空間。熱帯雨林のなかから喧騒のビーチを眺めながらのけだるいバカンスは、あなたに必ずやキーマラへの再訪を約束させることでしょう。

Keemala Phuket
10/88 Moo. 6 Nakasud Rd., Kathu Disctrict, Phuket Thailand 83150
電話: +66 76 358 777
問合せ:stay@keemala.com
参考:1泊の目安約58,000円より(3月中旬でClay Pool Cottage1泊約70,000円)