南太平洋にケタ外れのゴージャスリゾート大物セレブご用達――オーナーはあの世界の大富豪: Satiss [サティス]

　フィジーのLaucala島に誕生した最高級リゾート。ほとんど宣伝はしない知る人ぞ知る、大人の隠れ家リゾートです。ニコール・キッドマンやトム・クルーズもお忍びで泊まりにきたそうで、彼らが経験した至福の時間を一度は味わってみたいリゾートです。

（英名で「Laucala」で、日本語では「ラウカラ」と表示されているようですが、ほんとは「ロザラ」です。現地フィジー在住の日本人スタッフ、外国人スタッフの方々の呼び方も「ロザラ」。なので、ここでは「ロザラ」と呼ぶことにします。）

　最初にご紹介するエピソードでこのリゾートのすごさがおわかりになるかと――。カリフォルニアはブレントウッドの自宅豪邸でプライベートなウエディングを挙げた、ミランダ・カーとスナップチャットCEOのエヴァン・スピーゲル。その後ふたりは新婚旅行のため、フィジーにあるロザラ島に飛びました。ロザラ島とは、レッドブルの創立者で億万長者のディートリッヒ・マテシッツが所有するプライベート・アイランドなのです。その宿泊費は一泊約130万円から610万円以上……と報道され、世間をあっと言わせたのです。

　フィジー本島のナンディ国際空港から専用ラウンジへ向かい、このリゾートが保有するプライベート機キングエアB 200に乗り込み、空路で約50分。わずか25棟のゴージャスヴィラが待つ地球の楽園へ到着です。もちろん、プライベートジェットの利用も可能です。3500エーカー（約14㎢）という広大な島のうち、北側４分の１をリゾートとして開発し、残りは手つかずの大自然が残されたままになっています。

　島にいるのは宿泊客とスタッフだけで、専用プライベート機で島に降り立つと、ウェルカムドリンクとスタッフによるウェルカムソングで出迎えられます。

　このホテルの客室はすべてヴィラ形式という贅沢な造り、ビーチリゾートではまず水上ヴィラは外せません。このホテルの水上ヴィラは、広さが280㎡いう十分な広さ。少し隠れ家的な雰囲気がお好みの方には「プラトー・ヴィラ」がおすすめ。広さは170㎡から250㎡あり、部屋からは海や近隣の島々を見渡せます。

　極上レベルは「ヒルトップ・ヴィラ」。広さが13000㎡と圧巻の広さです。まさに美しい南太平洋の眺望を独り占めです。お値段も世界最高の部屋といわれるだけあって、１泊約640万円也。わずか25の客室を400名余りのスタッフがケア、専任のコンシェルジュも常駐するなど、手厚いホスピタリティもゲストの心を掴んで離しません。

　リゾート内はオールインクルーシブで、食事やアクティビティ、チップなどすべて宿泊料金に含まれています。食事は５つのレストランとバーで最高のクオリティの料理を提供します。ちなみに「ロザラ・アイランドリゾート」をそのまま貸しきってしまうこともできるそうで、料金は１泊約18万ドル。最低宿泊数５泊からで、最大72名までの滞在が可能とのことです。