パリからTGVで南へ2時間、リヨンは週末旅行のベストな目的地として誰もが推薦する素晴らしい街。ポール・ボキューズに代表される美食の街としても有名ですね。アルプスとヴォージュ山脈から流れ出るふたつの川、ソーヌ川とローヌ川が合流する地の利で、豊かな水の恵みを受けて繁栄し、リヨンの町はフランス第2の都市となっています。そのソーヌ川とローヌ川が並行して流れる間には、アイアンワークの美しいバルコニーを持つ建物が建ち並ぶ新市街が広がり、ソーヌ川が大きく湾曲する内側のフルヴィエールの丘の麓、旧市街には美しいルネッサンス建築が建ち並びます。この旧市街など4つの地区が歴史ある美観により、1998年に世界遺産に指定されています。

町の中心地は、ローヌ川とソーヌ川に挟まれた新市街北側に広がるベルクール広場。東西300m、南北200mの長方形をした、ヨーロッパでもっとも大きな広場のひとつです。この広場から見上げるフルヴィエールの丘の眺めが圧巻、丘の上に建つノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂の姿が映えます。

リヨンの象徴とも言えるフルヴィエールの丘。大聖堂のほかに、紀元前43年に作られたと言われる古代ローマ劇場もあり、リヨンを見渡せる絶景スポットとなっていて、赤茶色の屋根で統一された世界遺産の美しい町並みが一望できます。

そんなフルヴィエールの丘に建つのが、5つ星ホテル、ヴィラ・マイアです。この瀟洒なホテルは、2017年3月にオープンしたばかり。アムステルダム国立美術館のデザインなどで著名な建築家ジャン・ミシェル・ヴィルモット、イヴ・サンローランやピエール・ベルジェとの仕事で有名なジャック・グランジがデザインを、そして造園はチュイルリー庭園のリニューアルなどでこれまた世界的に有名なルイ・ベネシュという大物3人がタッグを組み、美的センスと完璧主義を究めた結果、お洒落でコンテンポラリーなこの類いまれなるホテルが誕生したというわけです。

7つのスイートを含む36の部屋は、茶とグレイのエレガントな特注家具が配され、床暖房の効いたカララマーブルのバスルームにはヴィラ・マイアブランドのアメニティが揃っています。アメニティの香りはベネシュとの共同開発となっています。部屋に用意されたグラスはイタリアで1000年の歴史を持つムラーノ製、横にはリヨンではつとに有名なBernachonのチョコを置くという心憎いサービスも。

外に出ると、これもベネシュの手により、修道院を思わせる安寧の庭が空間が広がります。

そして印象的なのは、20mスイミングプール、ハマム、フィットネスルームなどのあるスパ。、グランジがフルヴィエールのガロ・ローマン時代の風呂からインスピレーションを得て造られており、ポンペイスタイルの天井、ダミエ柄のフロア、大理石の円柱などが特徴的です。

ランチとディナーは「Têtedoie」で供されます。「ポール・ボキューズ」、「ジョルジュ・ブラン」などで腕を磨いた、ミシュランシェフのクリスチャン・テットドアの店は、ヴィラ・マイアの向かいにあります。シグニチュアディッシュは、テット・ド・ヴォー(tête de veau、仔牛の脳味噌)とロブスター。他にも、この地方特産のチキン、鯉、カマスを使った料理もあります。もちろん、すべての料理にはローヌ、ブルゴーニュ、そしてボジョレーのワインにぴったりです。


いずれにしても、静謐かつエレガント、そして抜群に心地よいホテルなのです。スタッフの対応も超ハイレベル。あらゆる点において、リヨンの新たな洗練された空間が誕生したことは間違いなし。

Villa Maïa
8, Rue du Professeur Pierre Marion, 69005, Lyon, France
電話:+33 (0)4 78 16 01 01
https://www.villa-maia.com/en/home/index.php
参考:3月のDouble Room Garden View / 35㎡ 1泊料金約¥47,000(税別)、 Apartment City View / 100㎡+Indoor Pool 1泊料金約¥172,000(税別)