インド北西部のラジャスターン州にある、ベンガルトラを見られることで世界的に有名なランタンボール国立公園。ここはもともとジャイプールのマハラジャの狩猟地でした。1955年、サワイマドプール野生保護区となり、1973年に「タイガープロジェクト」傘下の保護区となり、1980年、国立公園に指定されました。広さは約392㎢。サンバー、アクシスジカ、ニルガイ、イノシシ、ベンガルトラなどが生息しており、広葉樹の森、3つの湖、約40種の哺乳類と260種以上の鳥類が確認されています。公園内には10世紀の要塞遺跡も遺されています。


そのランタンボール国立公園の境界付近に位置するスジャンシェールバグは、贅沢な造りのテントキャンプです。ここを訪れると、ゲストたちは1920年代の昔へ引き戻された気分になります。イギリスラージ(英国統治)全盛期のサファリでの生活を思い起こさせてくれます。


スジャン家は1974年以来40年以上もの間、ランタンブールの環境保全活動に積極的な役割を果たしてきました。そのスジャンシェールバグは10棟の豪華なテントハウスと2つの格別にゴージャスなテント付きスイートのテントキャンプです。そこは快適さ、スタイル、そして環境保護がミックスされ出会う最高の場所なのです。ここはモノだけの贅沢では満足しない、気品と品格に満ちたワイルドサファリのバカンスを愉しむ地上の楽園。


ここのガイドスタッフは、卓越したサファリドライブ体験を提供してくれます。彼らの自然に関する信じられないほどの知識と情熱は、キャンプでの滞在を比類のないものにしてくれるはずです。
サファリに出ない日にはニームの木陰でライブラリーからの本を読みながらリラックスしたり、夕日を眺めながら温水のプライベートプールでひと泳ぎしたり。料理は、アングロインディアンスタイルのランチ、庭園で手摘みした自家製の食材を使用して、粘土オーブンで調理した伝統的なインディアンディナーなど、その味は秀逸です。

古代の砦、壮大な宮殿、魅惑的な寺院が、インドで最もロマンチックな地域、ラジャスターンの田園地帯に点在しています。そこには、かつて王室の狩猟場だった場所が野生生物保護区となったランタンボール国立公園もあります。そこはまた、ひっそりと暮らすベンガルトラに遭遇する世界で最高の場所のひとつでもあります。

原野に設営された洒落た屋外のテントキャンプに滞在するのは、なんとなくロマンチックなものですね。スジャンシェールバグの施設とゲストテントハウスは息をのむような世界水準のレベルです。加えて常駐するここのサファリガイドの力量にも非常な感銘を受けることでしょう。訪れるほとんどの人々はベンガルトラを見るためにやってきます。ここスジャンシェールバグのゲストたちは、インド全土で最も経験と才能のあるガイドにケアしてもらうことができるということで非常にラッキーです。

インド政府の森林局が管理しているため、公園へのアクセスや移動が難しいことが多いのです。しかし、スジャンシェールバグのサファリガイドは、トラの行動や公園内の最高の見学ゾーンへのアクセスの確保について、最高の知識と経験を有しています。公園内のすべての動物、ならびにその地域の歴史と遺跡に関する彼らの知識は、非常に貴重であり、比類のない経験をゲストたちに提供してくれるのです。

スジャンシェールバグは、1920年代のエレガントなクラシックスタイルを思わせるサファリキャンプです。10棟の豪華なテント、2つの贅沢なスイートのほか、多数の社交エリアが用意されています。プロパティのいたるところに、1921年、プリンスオブウェールズのインドワイルドハートランズツアーで使用された家具を目にすることができます。メインラウンジのテントは、ヴィンテージの革張りの椅子、昔ながらの双眼鏡、蓄音機、その他のアンティークアイテムで飾られています。外に出ると屋外バースペース、ファイヤーピットエリア、インフィニティプールなどに続く小道が伸びています。荘厳なデコレーションが施され、洗練されたサファリスタイルのこのキャンプは、英国統治時代の懐かしさを感じさせてくれます。

豪華なテントハウスは、爽快なサファリドライブで1日を過ごしたあとくつろぐには楽しくて素晴らしい場所となります。ゆったりとしたエアコン付きのテント(約40㎡)は、外から忍び寄るスリリングで冒険的な雰囲気を別にすれば、超一流高級ホテルの部屋にあるすべての設備が揃っています。

バスルームはゆったり広々としていて、エレガントな真ちゅう製の備品がアクセントになっています。ベッドルームでは、大きなヴィンテージのトランクがベッド脇に置かれ、サファリの様子を刺繍した枕が豪華な白いリネンの上に並んでいます。ベッドの横には真ちゅう製のランタンとアンティークスタイルの呼び出しボタンがあり、必要に応じて執事を呼び出すことができます。

なかでもロイヤル・ブラサヒブ・スイート(130㎡)は“ランタンブールで最高の場所“として知られており、まさに王様やマハラジャにはぴったりのスイートでしょう。壁に囲まれたテント張りのスイートには、広々としたコロニアルスタイルのベッドルーム、温水プランジプール付きの専用ベランダがあり、もちろんパーソナルバトラーがいつでもスタンバイしていて至れり尽くせり。




朝食と昼食はメインダイニングテントで、夕食は星空と木々に吊るされたランタンの下でどうぞ。ランチは、インド料理とヨーロッパ料理のコンビネーションで、ホテル自前のオーガニックガーデンから収穫された新鮮な食材を多く使用しています。ディナータイムは格別、ロマンチックなランタンに照らされた雰囲気のなか、屋外の粘土オーブンを使った伝統的なインド料理が供されます。






プライベートエリアの屋外にあるジャングルスパでの体験は特別なものです。いつ近くを虎がふらりと徘徊してもおかしくないのでは、と思いながらのトリートメントはほかではなかなか得られるものではありません。長い一日のサファリドライブのあとの全身マッサージは、最上のリラックスになるはずです。

Suján Sher Bagh
Sherpur,Khiljipur,Sawai Madhopur,Rajasthan 322001,India
問合せ:reservations@sujanluxury.com
Website: www.sujanluxury.com
Suján Sher Baghは、ランタンボール国立公園郊外にあります。一番近い街はサワイマドプール。ジャイプールからは約180km、アグラから約360km、ジャドプールから約476km。ジャイプール空港から車で約3時間半。プライベートチャーターの飛行機、ヘリはキャンプから30分ほどの私設飛行場に到着。事前にピックアップなどはキャンプスタッフと打合せすることをお勧めします。
参考:一泊の目安約78,000円より